ハワイにホリスティックな考え方の審美修復の医院にジルコニアによるセラミックス治療の見学に行ってきました。
学会や講習会、書物で勉強するのも重要ですが、日本とは桁違いに臨床例の多いアメリカのジルコニアによるセラミックスの実際の臨床を見たかったので友人の紹介で日系3世のアルトン藤井先生のホリスティックな考え方の審美修復の医院にジルコニアの臨床について見学に行ってきました。


アルトン藤井先生のクリニックはホノルルのワイキキビーチの近くのアラモアナにあります。 毎年多くの学会や講習会に出席しますが、実際の臨床を見学するほど効果的な技術習得方法はありません。
日本では約2年前にやっとジルコニアが薬事認可されましたが、アメリカでは約5年前からすでに認可されています。たった3年の違い、と思われるかもしれませんが、保険診療中心の日本では、3年後に今のアメリカほどジルコニアが普及しているとは思えません。この3年の開きは、単なる「3年」という時間以上に大きな差だと感じています。
藤井先生の先祖(おじいさんの代)は山口県出身ですが、 ご自身は日本語は全く話せず、現在日本語を勉強されています。
クリニックの前で
受付にて:
藤井先生へのおみやげに天然成分100%の水はみがき1ダースを持っていきました。
そこに勤める歯科衛生士のスーザンさんは10歳まで日本に住んでいたので日本語が話せます。


診療の様子も快く見学させて頂きモニターを使って数々の臨床例を見せていただきました。
症例の多さ、技術の高さには驚かされました。
殆どがジルコニアによるノンメタルのオールセラミックスによる治療をしているそうです。 まれにどうしても経済的に無理な場合は、陶材焼付鋳造冠で治療をされているそうです。
日本ではまだまだ臨床例の少ないジルコニアによるセラミックス治療ですが、数多くの経験を積まれた藤井先生にそのテクニックやコツを伝授していただきました。


スーザンさんは器具の説明と使い方を丁寧に教えてくれました。

今のアメリカ・ハワイの歯科事情なども教えて頂きました。
日本では見かけない器具があり 実際に触れさせていただきました。

ハワイの藤井先生も、私と同じようにアマルガムを始め毒性金属に対して厳重に対策されていました。アマルガムが除去時に水銀用防毒マスクを付けなければダメですと実際に装着して下さいました。日本で私が行っているアマルガムの防御が大げさではないと分かっていただけるでしょう。日本は、アマルガムに対して無防備すぎます。
藤井先生も当院と同様、アマルガム専用口腔外バキュームを使っていました。 さらに藤井先生は、定期的に血液検査をし、アマルガムによる血中水銀濃度を調べているそうです。

クリニックより車で5分ほどのレストランで中華料理をご馳走になりました。藤井先生はユーモアにあふれ常にジョークを口ずさみながら、患者様や私たちに接して下さいます。
外科医と歯科医はお箸を使う国のドクターが手先が器用でいいといいますが、藤井先生は勿論よく勉強もなさってますが東洋人の手先の器用さがアメリカの保険外治療中心の医療制度の中で活かされていて、そして人柄も兼ね備えていて患者さんからの信頼も厚くまさに名医でした。