とは?
空気中の酸素(O2)が化学反応で変化した物質(気体)で、化学式はO3と書きます。
通常の大気中では0.0005ppm存在し、大気を自浄(殺菌・脱臭など)しています。
オゾン療法は近年、非常に注目されています。
TV・雑誌などでも紹介されています。
歯周病菌、根尖病巣、智歯周囲炎の除菌
オゾンガスを特殊な技術によって水中に溶け込ませ、それ自体に殺菌力を持たせた水です。
オゾンは水に溶けません。通常の気泡のサイズ(マクロ)では、分子が大きいため液体の中では浮力で浮いてしまいます。
しかしナノサイズサイズ(1mmの10,000分の1)にすることで、液体の中にとどまり、殺菌効果を発揮できます。
虫歯菌を99%殺菌
オゾンによって虫歯菌を99%殺菌し、再石灰化を促進することで虫歯を治療する療法です。
歯を削る量が少なくてすみ、根管治療にも用いることができます。
当院では初代ヒールオゾンを国内でいち早く導入(国内で10番以内に導入)し、その後初代ヒールオゾンを駆使し多くの患者さんの治療を行ってきました。
2015年、当医院のヒールオゾンは2台目の新型になりました。
虫歯菌を99.9%殺菌
高濃度オゾンガスを噴霧することにより、10秒間で99.9%の細菌を除菌します。
中垣歯科医院では、オゾニトロンを使用した様々な治療を行っています。
オゾニトロンに根管治療用チップを取り付けます。
治療する歯だけにラバーダムを掛けます。
ノズルを根管内に挿入。
オゾンガスで根管内を殺菌しています
オゾンは安全ですが、特有の臭いが苦手な方がおられます。口腔外バキュームにて、吸引しながら行います。
歯の表面の虫歯菌や、歯周ポケットの歯周病菌など、悪玉細菌に限定して除菌できます。
青いチューブからはオゾンガスが出ます。
白いチューブはオゾンガスを回収します。
出る量と回収する量が同じでないと作動しない仕組みの為ガスが漏れる心配なく安全に除菌できます。
虫歯菌は歯の表面にいます。歯周病菌は歯肉溝や歯周ポケットにいます。
マウスピースを用いて歯の表面や歯周ポケットに限局してオゾンガスの噴霧を行い悪玉菌のみを選択的に除菌します。
ヘッドホンに似た器具を使用して顎関節にオゾンを噴出することで、顎の筋肉を緩め痛みを和らる効果があります。
口腔粘膜の病変(口内炎やアフタ)の殺菌、抜歯窩の消毒などにも用いられます。
舌の殺菌
口内炎の治療
皮膚炎の保湿と殺菌
オゾンの殺菌力により、口内炎や口角炎、口唇ヘルペスなどの傷を治癒します。
免疫力向上、歯周病治療、アレルギー治療
患者さんの血液を取り出してオゾンを注入し、それをまた患者さんの体内に戻すという療法です。一度に採血する量は50〜100mlで、これに2〜4mgのオゾンを注入します。
オゾンの酸化・殺菌作用によって血液が活性化するため、歯周病治療やアレルギー治療、免疫力アップに効果があります。当院併設のミキコクリニックとタイアップして行っています。
ドイツで発祥、ヨーロッパで広く認知され、英国のエリザベス女王の母君である「クイーンマム」が生前に、老化防止のために定期的に受けていたことでも有名です。享年101歳でした。
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