患者様ひとりひとりをHIV(エイズ)・HAV(A型肝炎)・HBV(B型肝炎)・HCV(C型肝炎)等の感染から守るため、 当医院ではエアータービン(歯科用切削ドリル)を患者様ごとに一本一本滅菌しています。
タービン(切削ドリル)は高価で造りも精密な機器のため、患者様ごとに滅菌して使用することは困難です。
しかし、中垣歯科医院では開院当初より、滅菌対策の重要性に注目し設備を整え、常に清潔な歯科用切削ドリルを使用してきました。
来院患者数より多くの切削ドリルを用意して、患者さんごとに滅菌した清潔な切削ドリルを使用しています。
タービン専用の滅菌器を開業時より導入しています。
現在は2台目のステイテム2000というクラスB(世界最高水準)レベルの滅菌器を使用しています。
タービン(切削ドリル)専用
電解水での洗浄、超音波洗浄の後、STATIM2000という特殊なオートクレーブ(滅菌器)により器具を完全に滅菌しています。従来の滅菌器は60分近く滅菌に時間を要しますが、この滅菌器だと7分で滅菌が可能なので、全ての患者さんに滅菌した器具を使っていただけます。
ピンセット、ミラー、探針などは患者様ごとに滅菌したものを使用します。
器具の使い回しによる感染を防ぐため、紙コップ、紙エプロン、グローブ、マスクなどはディスポーザブル(使い捨て)を使用しています。
治療中、口の中に使う水と空気は、診療台の中の歯科用除菌フィルター(超微細孔:0.1ミクロン)により、常にクリーンです。 院内で感染することを防ぎ、安心して治療頂けます。
「ハンドピース」という歯を削る器具の動きを止めた時、口の中の唾液や血液がハンドピースに逆流して吸い込まれることがあります。このまま器具を使い続けると前の患者さんの唾液や血液等が次の患者さんの口の中に入ってしまいます。(こわいですね!)そういうことが起こらないように、中垣歯科医院の診療台には、逆流防止装置がついています。
当院では、清潔な院内環境を保つため、微酸性次亜塩素酸水生成装置「コアクリーン」を導入しています。コアクリーンで生成した「コアクリーン水」は、治療器具をはじめ、院内の椅子や床、スタッフの手洗いやうがいに利用しています。
パーフェクトペリオにより生成される次亜塩素酸殺菌水は、歯科医院内で万能な殺菌水です。
その他にも「EPIOS」や「Aqua Pro 21」など、様々な電解水生成器を導入しています。
診療台は、抗菌成分である銀イオンを含有したレザー、塗装を使用しています。
診療台は絶えず電解精製水で消毒しております。
左の写真は、電解水を床に散布し、吸収可能な掃除機で吸収し、除菌・洗浄しているところです。
治療に使う器具は、普通に水で洗うだけでは清潔にはなりません。電解水で洗浄の後、さらに超音波洗浄器でこびりついたガンコな汚れまで除去・洗浄しています。
歯を削る器具は、作りが複雑なため汚れも蓄積しやすいです。一見きれいそうでも、実は汚れが隅々まで入り込んでいて、肉眼ではわかりません。中垣歯科医院では「クワトロケア」という滅菌器を使って、器具の隅々の汚れまでしっかりと洗浄しています。洗浄にはオイルを使用するのですが、この洗浄オイルも無害のものを使用しています。注入されたオイルはすぐに泡状になり、自動ディスペンサーの働きで器具の内部の隅々まで充分に行き渡って汚れを取り除いてくれます。
歯を削ったときの細かい削りカスが空気中にまっていると思うと…ちょっとゾッとしますよね。この細かい削りカスは、空気清浄機だけでは取りきることができません。口の中だけでなく、口のすぐ外側にもバキュームを置いて、削りカスが空気中に散っていかないようにしています。
院内用スリッパは、患者様に気持ちよくご使用頂けます様、常に殺菌済 みのクリーンなスリッパをご用意しております。 光触媒加工の専用スリッパを、使用毎に専用ディスペンサー内で紫外線殺菌し、清潔な状態を保っております。
ピンセット、口腔内ミラーなど、治療に使う器具は、きちんと滅菌してから患者さんごとに滅菌パックしております。誰かが使ったあとの器具をそのまま使いまわしたりはしていませんので、ご安心くださいね。
お口をブクブクとすすぐときに使う紙コップと、治療中に服を汚さないためにつける紙エプロンは、いつも新品で清潔な、ディスポーザブルタイプ(使い捨て)を使用しております。
HOME > 万全の滅菌対策