歯周病の原因を除去し、身体の治る力を高めます。

遺伝子検査により原因となる歯周病細菌を調べ、その結果に合わせて抗菌薬や殺菌水、レーザー、オゾンガスなどを駆使して、除菌していきます。必要でご希望の方には、内科と連携し、全身的なアプローチも行います。

歯周病の原因は、細菌の塊である歯垢（プラーク）です。歯石ではありません。この歯垢（プラーク）中の歯周病細菌を制御することが、歯周病の原因療法です。歯石が残っていても、歯周病細菌を制御できれば、歯周病は改善に向かいます。

原因と結果の区別について

一般的には、菌の量を減らすために、歯磨き指導や歯石取り、歯肉を切る手術などが行われます。
これらの方法は、保険診療の範囲内で行える場合も多く、徹底的に行うことでかなりの改善は認められます。

ただ、治療に伴う患者さんへの身体的苦痛が大きく、回数や時間もかかってしまいます。
また、歯周病細菌を特定し追跡しながら管理するわけではないため、気を抜くとすぐに再発してしまうことも少なくありません。

当院では、菌の質を改善することもご提案しています。
菌の量、菌の質を共に改善することで、より早く、良い結果を出す事ができるからです。菌の質を改善することで再発も少なくなります。

そこでご希望の方には、歯周病細菌（悪玉細菌）を遺伝子検査により調べ、それらを選択的に除菌・管理していきます。
さらに善玉細菌を移植することで菌の量と質を改善できる歯周病治療（細菌置換療法）をご提案させて頂きます。

遺伝子検査で歯周病細菌（悪玉細菌）を追跡しながら制御していくことで、より確実な歯周病治療・管理をすることができます。