当医院は日本顎咬合学会認定の
噛み合わせがずれて不正咬合が発生すると、まずあご(の関節)がズレ、頚椎がズレ、胸椎がズレ、肩関節などの関節が曲がり、腰椎がズレ、骨盤・仙骨、仙腸関節が曲がり、股関節などの関節が歪み、神経系統の異常が発生し、ホルモン系統の異常が発生し、生体のバランスが崩れます。
噛み合わせの異常を発端に、体の上から下へと順にズレが伝わり、その過程でさまざまな症状が起きていきます。
噛み合わせは「削って治す噛み合わせ治療」と「削らない噛み合わせ治療」があります。
歯科金属の除去や身体の歪みを調節することで、歯を削らなくても改善される噛み合わせがあるのです。
歯科金属は、口腔内電流を発生させたり電磁波を集積することで、咀嚼筋(側頭筋・咬筋)を緊張させて噛み合わせのズレの原因となる場合があります。
お口から離れた場所の身体の歪みであっても、各関節や神経に歪みが広がっていき、噛み合わせのズレの原因となる場合があります。
それらが原因の場合に歯を削ってしまうと、たとえば身体の歪みを正したとしても、今度は削った歯が本来のバランスを崩してしまい、噛み合わせを悪くしてしまいます。
当院では噛み合わせがズレる原因は何かを、的確に見極めて治療を行います。
「歯を削らない噛み合わせ治療」については、以下のサイトをご覧ください。
歯科医の感覚や経験だけに頼らない
「噛み合せ」は、上下の歯がきちんと噛み合うか、ということだけを見るのではありません。
もちろん、上下の歯が噛み合うのはとても大切なことですが、それ以外にも以下の項目が全身の症状と深く関わっています。
プロスポーツ選手もサポート
整体やカイロプラクティックに通ったことがある方は、聞いたことがある言葉があったかもしれませんね。
節が曲がったり、頚椎や骨盤がズレたりることだけが原因で、体調が悪くなっているわけではないかもしれません。
その根本的な原因は、噛みあわせの異常である可能性があります。何度整体やカイロプラクティックに通っても体調が良くならない方は、一度ご相談ください。
噛み合わせと身体の歪みは関連医しています。
噛み合わせや毒性金属など、口内環境に問題があって体の骨がひずんでいるのか?
体の骨がひずんでいるから噛み合わせがずれたのか?
の判別が重要です。
当院では、世界のトップアスリートのケアを行う白石先生の依頼を受け、プロスポーツ選手・オリンピック選手・メジャーリーガーの運動能力向上のため、噛み合わせ治療を中心とした歯科治療を行っています。
カールルイス、斉藤仁、鈴木大地などの五輪選手のサポートを担当。他にも様々なスポーツ選手のサポート、パーソナル・トレーナーを務める。2015年にはクルム伊達公子選手 ウインブルドン・全米オープンに帯同、治療を担当。
2016年リオオリンピックでは、陸上100mの山縣選手のサポート。銀メダルの獲得に大きく貢献されました。
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世界のトップスポーツトレーナー 白石宏が月1回、大阪の当院へ来院し治療にあたっています。
歯の噛み合わせというと、上下の歯がきちんと噛み合っているか、食べ物がちゃんと噛めるか、という点だけチェックされる場合もありますが、歯(あご)は、前後左右に動きます。
この動きと歯の高さや左右のズレ、歯の形、隣合う歯とのつまり具合、親知らずなどなど、チェックポイントはたくさんあります。
万人にとって正しい噛みあわせの位置が決まっているわけではなく、一人一人、正しい噛みあわせの位置は異なります。中垣歯科医院では、「咬合器(こうごうき)」という器械を使って、あなたにとって正しい噛みあわせの位置を見つけ出します。
上下の歯の接触状態の事を言いますが、歯の形態や入れ歯の形態なども噛み合わせの項目に入れています。
わずか10ミクロン(1000分の10ミリ)の調整です。削るというよりは磨くあるいは擦る程度の調整です。
隣同士の歯がきつすぎたり、反対に離れすぎていてもいけません。写真は歯と歯が接触する強さをはかるコンタクトゲージです。
肩こりや腰痛が治って、見栄えもよくなり、噛みやすくなります。
歯並びの(矯正)治療前
歯並びの(矯正)治療後
歯やかぶせものの形が、身体に合っているかを見ます。
治療前
治療後
噛み合わせたときの歯の面が乱れていないかを見ます。
噛み合わせが高すぎたり、低すぎたりしても、身体に悪い影響が出ることがありますので、適正な噛み合わせの高さに戻します。
噛み合わせが低く、咬合高径が低くなっています。噛み合わせたときに下の前歯が上の前歯に隠れて全く見えていません。
保険のバネ式入れ歯を外しました。下の前歯が著しく磨耗しています。
テレスコープ型の入れ歯で咬合高径を回復し、下の前歯が見えるようになりました。
抜けてしまった歯をそのまま放置していると、その歯と噛み合うべき歯が伸びてきたり、隣の歯が倒れてきたりして、噛み合わせがずれていきます。
初診時です。写真右上に抜けたままの歯があります。
写真右上の7番の歯が欠損した所に倒れているので、矯正をして歯軸を起こしています。
矯正後、ブリッジにて補綴治療をしました。
歯が、欠損歯のほうに倒れています。
矯正で歯を正しい位置に起こします。
ブリッジで、正しくかめるように治療しました。
親知らずが、噛み合わせに影響を与えている場合もあります。腕が上がらない程肩の痛みに悩んでいた患者さんが、親知らずを抜いたことで痛みがなくなり、腕もスムーズに回るようになった症例があります。
ブリッジや連結冠などで隣り合う歯がつながっていると、身体に症状が出ることがあります。この場合は、連結している部分を切断することで調子が良くなる可能性があります。
どうしても連結が必要な場合は、以下のキーアンドキーウェイ、もしくはテレスコープ型にして連結することによって、歯牙本来の生理的動揺を保つことができます。
入れ歯の形が合っていないと、体の調子が悪くなるというのはよくあります。入れ歯の床の形や歯の形を正しく調節することで、肩や首、膝の痛みが回復した患者さんも多くいます。
ひどい歯ぎしりを繰り返すと、歯が磨り減って噛み合わせも変わってきてしまいます。歯ぎしりをなくすことで自律神経が安定し、不眠やイライラという症状も改善することがあります。
きちんと咀嚼(ごはんをよく噛んで食べること)しないと、あごも発達しませんし、唾液の出が悪く なってむし歯にもなりやすくなります。ごはんをよく噛むと、脳が活性化し、消化も促進してくれます。
よく噛むことは、単に食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるために大変重要な働きをしています。ゆっくりよく噛むことの効果は次の通りです。