無痛虫歯治療

虫歯の深さと範囲を
画像で数値化し診断
削らずに飛ばして殺菌する
治療の実際

「本当に虫歯を削る必要があるのでしょうか?」

「できるだけ削られたくないのですが…」

このような訴えを持ち、当院に来院される患者さんは少なくありません。例えば、以下のようなケースをご覧下さい。

症例:削らない小さな虫歯治療

拡大写真

歯の溝に虫歯が疑われます。しかし、削らなければいけないかどうかを判断するためには、この虫歯の深さや範囲を出来るだけ正確に診断することが必要です。

本当に虫歯なのでしょうか?
どの程度進行しているのでしょうか?

当院では4種類のデジタル虫歯診断器を用意し、できるだけ正確に虫歯を診断し、さらに患者さんにもその診断が視えるようにしています。

4種類のデジタル虫歯診断器
「ダイアグノデント」「ダイアグノペン」
「ダイアグノカム」「ケスラーカム」とは?
当院のデジタル虫歯診断器

その一つとしてケスラースカムという最新虫歯診断器があり、これは画像と数値の両方で示すことができ、より正確でより患者さんにとっても分かりやすく虫歯の診断を視て頂くことができます。

ケスラースカム
虫歯菌の産生するポルフィリンを検出し、虫歯の深さや範囲を調べることができます。

ケスラースカム

ケスラースカムでの実際の画像

虫歯が色分けして表示されます

虫歯の深さと範囲を画像上で色と数値で表すことができます。赤く表示され数値が1.5以上の部位は、明らかに再石灰化の期待できない進行虫歯だという判断ができます。

進行虫歯だとは分かりました…。
でも出来るだけ削らずに治療してほしいのですが…。

このような患者さんのご希望に沿えるように、当院ではドリルで削らず、飛ばして殺菌する方法を提案できます。その実際を以下に示します。

アクアケア
まずはアクアケアで虫歯を飛ばしていきます。粉と水と空気で虫歯の部分だけを選択的にとばすことができます。

ケスラースカム

実際にアクアカッターで虫歯を飛ばしている様子です。ラバーダムシートをして、当該歯以外を保護します。

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ケスラースカム画像で確認しながら虫歯を飛ばしていきます。
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    表面を飛ばすと、深部への虫歯の広がりが、より視えてきました。

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    かなり飛ばしましたが、まだ明らかに虫歯が残っている事が分かります。

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    肉眼的には、大体の虫歯は取りきった状態だったのですが、この画像検査ではまだかすかに虫歯が残っていることが分かります。もう少し飛ばすことにしました。

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    虫歯をすべて取りきった状態です。
    確かな根拠をもって、虫歯は全て取りきれたと判断することができますし、患者さんにも確認して頂けます。

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    虫歯をすべて取りきった後の肉眼的画像です。

さらに、ヒールオゾンで殺菌します。

虫歯を取りきれていることを画像で確認していますが、もしも残っている虫歯菌がいたとしてもこれで殺菌することができますのでより確実です。

ヒールオゾン
塩素の7倍の殺菌力のあるプラズマガス(オゾン)を用い、虫歯菌を殺菌します。初期虫歯は削らずに治療することができます。

ヒールオゾン

詳しくはこちら

再発防止のためにコーティング

虫歯を飛ばし、殺菌した部分は身体に優しい材料で修復し、再発防止のためにコーティングします。
以上で、治療終了です。
麻酔はしていませんが、ほとんど痛みもなく終了しました。

進行虫歯でも麻酔をせずに痛みなく、確実な治療ができました。
できるだけ削られたくないという患者さんでしたが、治療結果に大変満足して頂けました。

治療結果に満足しました

  • 治療前
  • ジルコニアインプラント
  • 治療後

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