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約半数の人にアレルギー反応が出る金銀パラジウム合金

パラジウムは保健金属の主役ですが、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出ます。

ドイツでは、保健省が歯科業界に対して、「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」という勧告を行ないました。

ドイツの金合金使用状況▼(画像をクリックすると拡大します。)
ドイツの金合金使用状況

世界ではパラジウムフリーが常識になりつつあります

ドイツなどの医療先進国では、パラジウムが体に与える悪影響を考慮して、パラジウムフリー(パラジウムを含まない、パラジウム0%)の金属を使うことを強く推奨しており、外国製の日本向けの歯科金属のパンフレットでも、「この金属はパラジウムを含みません」ということをわざわざ謳っているほど、パラジウムは身体に良くないと広く認識されています。

■ヘレウスクルツァー社のパンフレット(画像をクリックすると拡大します。)
ヘレウスクルツァー社のパンフレット

■アーゲン社のパンフレット(画像をクリックすると拡大します。)
パラジウムフリーの歯科金属パンフレット
パラジウムフリーの歯科金属パンフレット パラジウムフリーの歯科金属パンフレット パラジウムフリーの歯科金属パンフレット パラジウムフリーの歯科金属パンフレット パラジウムフリーの歯科金属パンフレット

金銀パラジウム合金を取るだけで症状が改善した事実積み重ねてきた事実―実績 患者さんの声

むし歯を削ったあとの歯の詰め物やかぶせ物として使われている保険の「金銀パラジウム合金」という金属や、水銀を50%も含むアマルガム。これらの金属を取るだけで、症状が劇的に良くなっている人が大勢います。

身体に合わない金属を外すことで、金属アレルギー、アトピー性皮膚炎、掌せき膿胞症、肩こり、腰の痛み、背中の痛み、偏頭痛、鼻づまり、目の重み、股関節の痛み、足の痛み、首筋のこり、腹痛、めまい、冷え性、不安感、イライラといった症状が改善しています。患者さんの声

病院に通ってもなかなか良くならない症状の本当の原因が歯の金属だとしたら。そのことに気付かなければ、一生その不快な症状と共に過ごすことになります。爽快な気分で過ごす一生と、体がいつもどこか調子の悪いまま過ごす一生と、あなたはどちらを選びますか?

過去にむし歯を治療した経験がある人の口の中には、たいてい保険の「アマルガム」か「金銀パラジウム合金」という金属が入っています。これらの金属が、体にいい影響を与えない…どころか、悪い影響を与えていることが最近分かってきました。あなたの口の中は、大丈夫ですか?心当たりの症状があったら、一度チェックしてみることをおすすめします。

重金属を含む金属金銀パラジウム合金

「金銀パラジウム合金」が保険の詰め物として認められたのは、戦後の物がない時代でした。「金銀パラジウム合金」は安く手に入る金属のため、(体に良くないことは当時の研究でも分かっていながら)国の経済力に見合った金属としてやむを得ず保険適応となりました。国に経済力がついたら「金銀パラジウム合金」ではなく、「金合金」を保険の詰め物として適応しよう、と言われていたのに、いつの間にかそのことは忘れ去れて現在に至ります。

「金銀パラジウム合金」に含まれる成分――
金、銀、銅、パラジウム、亜鉛、インジウム、イリジウム、すずなどを含んでいます。これら重金属を含む金属は、口の中で腐食します。長い年月をかけて体内に取り込まれ、あなたの体に何らかの悪い影響を与えているのは言うまでもありません。

金銀パラジウム合金が金属アレルギーを引き起こす可能性

むし歯を治療したあとのつめ物、かぶせもの、入れ歯などには、あなたの想像以上に様々な金属が使用されています。 「歯医者さんが患者の体に悪いものを使うはずがないし、第一、国が体に悪いものを使っていいと認めるはずがない」と信じて、今まで歯科医院で治療を受けてこられたことと思います。

金属アレルギーを起こしやすい代表的な金属には、
「水銀」「コバルト」「クロム」「ニッケル」「パラジウム」、その他にも「アルミニウム」「亜鉛」「ロジウム」などが挙げられます。残念ながら、これらの金属は、保険適応の歯の詰め物やかぶせ物にたくさん使われています。むし歯治療をしたことがある人なら、たいてい口の中にこれらの金属が入っています。

金銀パラジウム合金が電磁波のアンテナになる可能性

携帯電話の普及で、時折耳にするようになった「電磁波」という言葉。電磁波にもいろいろあって、家電製品から発するマイクロ波や送電線から発する低周波を始め、X線、紫外線、赤外線なども電磁波に含まれます。

携帯電話や高圧線の電磁波が体によくないのではないか、ということがよく話題になります。携帯電話のほかにも、私たちがよく使う家電製品のなかで、電子レンジ、電磁調理器や電気カーペットなど、電磁波の影響が心配されるものがたくさんあります。

電化製品や電気を使わずに、日常生活を送ることはできません。
しかし、ただ電磁波がそこにあるだけでなく、あなたの歯の金属がアンテナとなって、周りにある電磁波の影響をより強く受けている可能性があります。

電磁波過敏症とは

電磁波をあびることが原因で、頭痛や吐き気を感じる諸症状は「電磁波過敏症」と呼ばれています。
―電磁波過敏症のおもな症状―※米国のウィリアム・レイ博士による分類

(1) の症状…見にくい、目が痛い、目がうずくなど
(2) 皮膚の症状…乾燥する、赤くなる、できものなど
(3) の症状…鼻づまり、鼻水など
(4) の痛み…顔がほてる、むくむ、水泡、ヒリヒリする
(5) の症状…口内炎、メタリックな味がする
(6) 歯や顎…歯や顎の痛み
(7) 粘膜の症状…乾燥、異常な渇き
(8) 頭痛…単なる頭痛のみならず記憶喪失やうつ症状まで
(9) 疲労…異常な疲れ、集中力の欠如
(10) めまい…気を失いそうな感覚、吐き気
(11) 関節痛…肩こり、腕や関節の痛み
(12) 呼吸…呼吸困難、動悸
(13) しびれ…腕や足のしびれ、まひ

金銀パラジウム合金が口の中に電流を起こしている可能性

金属そのものがあなたの身体に合わず、アレルギーを起こして諸症状が出ること。
金属が電磁波のアンテナとなって、諸症状を引き起こしてしまうこと。

この2つの他にも、
歯の金属の間に電流が起こり、頭痛や肩こりの原因となることがあります。

金属の詰め物がある奥歯で、アルミはくを噛んでみてください。
銀紙や金属スプーンを噛んでしまったときにも同じ感覚になると思いますが、ピリッとしたり、いや〜な感じがするのではないでしょうか。このときのいやな感じや痛みの原因が、電流です。

口の中で発生する電流は専門用語で「ガルバニック電流」と呼ばれていて、体にいろいろな異常を起こすと言われています。特に口の中に種類の違う金属が入っていると、唾液によって伝導性が高まって電流が流れやすくなります。

電流の影響

人の体は、電気の影響を受けながら生きています。例えば「心電図」は「心臓の電気の図」。心電図や脳波は心臓と脳の動きによって発生する微弱な電流を測定しています。また、脳は微弱な電流によって全身をコントロールしています。 臓と脳という人間にとって非常に重要な臓器の間に位置している口の中で発生する電気が、この2つの臓器をはじめ、全身に大きな影響を及ぼしています。

ガルバニック電流が発生すると、脳からの指令が混乱してしまいます。ちょうど、精密機械が妨害電波で誤作動する現象とよく似ています。その結果、体の痛み、疲れ、不眠、イライラといった様々な神経症状を引き起こしますが、ほとんどの方はガルバニック電流が原因と気付かないまま、自律神経失調症や更年期障害と診断され、不快な症状が続くことになります。

症状の原因が電流なら、一時的に取り去ることができる

あなたの症状の原因が口の中の電流かどうかを確認する方法があります。
「オーラルテクター」という器械で、あなたの口の中に入っている金属が発する電流の数値を測定し、電流をその場で除去することができます。

ガルバデトックス(GALVA-DETOX)の帯電除去棒ガルバデトックス(GALVA-DETOX)の帯電除去棒でも、電流を除去することができます。

ただしこの電流除去は一時的な効果しかないので、体に合わない詰め物が入っている間は、またこの電流が発生してしまいます。

電流の数値が標準値(ドイツでは、3μA以上、89mV以上が有害とされています)だった場合、また一時的に電流を除去して症状が軽減した場合、金属を外すことで体調や症状が良くなる可能性が高いと言えます。

頭痛やイライラ、不眠の症状を抱えた患者さんが電流の数値を測ると、明らかに高い数値(標準値の10倍以上)を示すことが多く、電流を除去することで症状が軽減し、また金属を外して症状が消失したケースも非常にたくさんあります。

口腔内毒性歯科材料(特に金属)

保険金属

アマルガム
水銀を50%含むアマルガムの害は本や新聞などでも取り上げられています。海外では訴訟の対象にもなっている金属です。
>>詳しくはこちら
金銀パラジウム合金
ある金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出る金属です。ドイツの保健省では、歯科業界に対して金銀パラジウム合金とアマルガムを使用しないように勧告しています。
>>詳しくはこちら
ニッケルクロム合金
ニッケルクロムは発がん性物質を含んでいるため、歯科金属としての使用は適していません。
>>詳しくはこちら
銀合金
酸化して錆びやすく、すぐに黒色になる銀を、口の中という過酷な環境で使用すると、歯ぐきを黒く変色させたり、溶出の危険があるため、歯科金属としては使うべきでないと当院では考えています。
>>詳しくはこちら


自費の金属

14K・18K・20Kなどの金合金
金の場合、24Kが純金です。たとえば18Kなら、24K−18K=6K この6K分が金以外の成分です。この残りの金属が身体に合わないことがあります。
>>身体に優しい金属 高カラット金プラチナ合金について
チタン
身体によい優れた材料のように言われていますが、利点の「硬い」ということが歯科においてはデメリットになっています。 また、対合歯(噛み合う相手の歯)を傷めたり、取ろうと思ってもなかなか除去できなかったり、アレルギーは減りますが、電磁波を集めるという負の特性があります。


ノンメタル

硬さや色や技工上の操作性をよくするために、その素材だけでなく、なんらかの不純物が混じっています。そのため、身体に合わない場合もあります。

セラミック
樹脂(=レジン)
ハイブリッドセラミック(セラミックと樹脂の混合物)
グラスファイバー
ジルコニア
セメント
せっかく身体に合ういい歯科金属を選んでも、歯と金属をくっつけるセメントが体に合っていなければ台無しです。セメントにも金属が含まれています。

歯科治療

インプラント
当院では行っておりません。世間一般では米・日の歯科ではインプラントが浸透してきています。インプラントを入れたために調子が悪くなった患者が来院してインプラントの電気を放電したら体調が良くなった症例を経験しています。自分の歯のように噛めるインプラントも魅力です。デメリットを伝えた上で希望される方にはインプラント治療が出来る先生を紹介しています。
義歯(入れ歯)
義歯の材料にも金属が含まれているため、体に合わない金属が使われている可能性があります。
 
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