パーフェクトぺリオとバリオス

左のオレンジ色の器械が高純度活性化HClO水生成装置で、この器械で生成された高純度活性化HClO水を、下の白い器械(バリオス750 ライト付き)を通して口腔内に使用します。この高純度活性化HClO水は、炎症の抑制や細菌の数を低下させます。バリオスを使用することで、大量のプラーク除去や、広範囲にわたる洗浄が、非常に効果的に短時間で行なえます。
洗浄、炎症の抑制、細菌数低下、プラークの除去、歯石の除去、根管内の洗浄、手術中の洗浄などに効果を発揮します。


歯周病は、歯科だけでなく内科でも注目されています

歯周病は、免疫抵抗性が高く、しばしば治療に難渋します。

スペロヘータ、ポロフィロモナス・ジンジバリス

-歯肉縁下プラークには、歯周病の原因となる歯周病菌
-歯周病菌は、歯周病原性バイオフィルムを形成する
・免疫機構からの防御
・薬物も到達しにくい

-歯周微生物の特殊性
・スピロヘータの免疫応答抑制
・アクチノバシラス、アクチノミセテムコミタンスの免疫応答抑制
・ヘルペスウィルスは免疫防御機能を低下させる

-歯周炎部位歯肉の生検で、高率にHSV検出
・ポルフィロモナス・ジンジバリス  免疫グロブリン開裂酵素
・プレボテラ・インターメディア   免疫グロブリン開裂酵素


歯周病は30代を超える世代で約8割が感染しています。

歯周病菌は容易に血管内に侵入します。

-特にスケーリング中にはほぼ100%に菌血症が見られる
・ アメリカ心臓協会は心内膜炎の予防の方策を示している

歯周病は生命を脅かす疾患の原因となります。

歯周病は生命を脅かす疾患の原因となります。

歯周病の特殊性を理解する

歯周環境の特殊性

歯周環境の特殊性

デンタルプラーク最近は、生体防御機構や抗生剤を遮断しつつ、バイオフィルム内で増殖を続ける。最新の機器、抗生物質を併用しても、歯周病の大事は極めて困難です。

Er,YAGレーザー治療や超音波スケーラーによるスケーリング、SRP

歯周ポケット底部への応用が可能で、物理的なバイオフィルムの破壊には効果的
・手技が、菌・毒素を体内に侵入させる可能性大  → 全身疾患発症のリスク(+++)
・歯周病菌の殺菌が伴わなければ、根治には至らない

歯周外科手術

・患者への肉体的、精神的ストレスが大きい。
・フラップ手術に対する患者の理解を得ることが難しい。
・骨吸収形態により症例が限定される

抗生物質の内服による治療

-過敏症や副作用の危険
・過敏症の完全な予知は不可能
・過敏症既往歴のある患者への投与のリスク
・マクロライド(肝障害のある患者)、ペニシリン系(腎障害のある患者)の適応の是非判断の困難性
・妊産婦、授乳婦 ・ 高齢者 ・ 若年者 への投与の問題
-バイオフィルムによる薬理効果のブロック
-薬づけの医療・長期的なメンテナンスが確率できない → 患者からの不信感(↑)

局所的化学療法

-長時間歯周ポケット内に維持する工夫  LDDS(Local Drug Delivery System)
-歯周炎が限局しているケースには有効だが、除菌は感受性(+)菌に限られる

歯周病に対するこれまでの治療法とその課題(2)化学療法

う蝕・歯周病治療における抗生物質の日常的な使用

耐性を獲得する細菌の巧みな生き方

1)外膜透過性の低下〜作用点へ抗生物質が到達しない
2)抗生物質分解酵素をもっている
3)作用点の変異〜作用点に抗生物質が結合できない
4)抗生物質排出機構をもっている

耐性菌の出現

多剤耐性う蝕病原菌・多剤耐性歯周病原菌

再興感染症への懸念

-かつて脅威であったう蝕・歯周病が抗生物質により、いったんはほとんど制圧されたものの、耐性を獲得した細菌だけが生き残り多剤耐性菌となり、ふたたび我々に牙をむき逆襲に転じる。

再興感染症の代表的なもの
◆結核症(多剤耐性結核菌)
   21世紀死亡原因のトップになるとWHOが発表

世界的レベルで重大な問題となっている。

-解決の秘策は溶菌である。
-抗生物質のように細菌構造体の一部を攻撃するのではなく、細胞壁・細胞質膜を破裂させ、細菌体内成分を変性溶出し死細胞を残さず、瞬時に死滅させる事が耐性菌の出現を防ぐ方法である。

1929年ペニシリンが発見されて以来、耐性菌の問題に苦しめられる。
・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA)
・バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
・ゲンタマイシン耐性緑膿菌
・ニューキノロン耐性大腸菌
など多種類の薬剤耐性菌が出現してきた。

その殺菌成分はHCIOである

-耐性菌の問題を次の世代に先送りしない
-う蝕・歯周病菌の完全制圧を目指す


殺菌水の種類とその課題(3)

二酸化塩素

アメリカで主流   〜 殺菌力は優れているが、毒性が強
ClO2 室温中で二酸化塩素ガスが発生→肺気腫・肺水腫

オゾン水

ヨーロッパで主流   〜 殺菌力は優れているが、毒性が強い
O3 瞬時に分解しやすく不安定〜濃度持続性が困難 0.1ppm 作業環境規定
0.5ppm→上部気道に刺激 5〜10ppm→脈拍増加・肺水腫
1〜2ppm→頭痛・胸部痛 15〜20ppm→小動物は2時間以内に死亡

次亜塩素酸ナトリウム(NAOCI)

日本が主流   第1世代
pH8.6〜pH9.5 1000ppm
Naclo+H2O→HClO+NaOH(腐蝕薬)
殺菌力は次亜塩素酸(HClO)によるが、高いpHでは、殺菌力の弱い(1/80)ClO-に変化
組織溶解性による腐食作用がある

強酸性電解水

第2世代
pH 2.2〜2.7 20〜60ppm ORP1100mV以上
Cl2+H2O→HClO+HCl(腐蝕薬)
金属腐食・歯牙脱灰の問題 -400mV〜-200mV 偏性嫌気性菌が増殖
組織溶解性による腐食作用がある 低pHでは塩素ガスが発生→肺気腫・肺水腫

微酸性電解水(30ppm) 

第3世代
pH5.0〜6.5 10〜30ppm
Cl2+NaOH+H2O→HClO+Nacl+H2O

免疫療法(活性化好中球療法)

免疫療法(活性化好中球療法)とは外科療法や化学療法などの外的な力を利用してう蝕・歯周病を治療するのではなく、能力の優れた自己の免疫殺菌成分であるHCIOを体液成分を用いて、高純度に活性化させた状態でう窩・歯周ポケット内に注入し、う蝕病原菌・歯周病原菌を瞬時に溶菌する最先端の治療法です。

免疫療法(活性化好中球療法)

■活性化好中球療法には歯周組織にダメージを与え、全身疾患に悪影響を及ぼすマクロファージの活性化を阻止する働きをもっています。

■外科療法による肉体的、精神的苦痛や化学療法による副作用や耐性菌の問題がありません。

HCIO生成方法
【従来法】
1) 次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸の薬品混合
2) 希塩酸水溶液の電気分解
3) 水道水と食塩と希塩酸(pH調整剤)の電気分解

【従来法の欠点】
×低濃度である為、高純度に至らない
×次亜塩素酸ナトリウム(強アルカリ)の強い組織溶解性の懸念
×塩酸(強酸)の強い溶解性による腐食作用の懸念


次亜塩素酸水の殺菌力

in vitro で、低濃度でも菌種・ウィルスに拘わらず、強力な殺菌力を有する。

理論上MRSAなど、薬剤耐性に縛られない。

殺菌力試験(菌の発育の有無) 殺菌力試験(菌の発育の有無)
殺菌力試験(菌の発育の有無)殺菌力試験(菌の発育の有無)

高純度活性化HCIOの安全性と安定性

次亜塩素酸水の安全性

パーフェクトペリオは、強い殺菌力を有しながら、安全性の高い製品
亜塩素酸水は食品添加物としても認可されている

毒性試験

(財)日本食品分析センター
眼刺激試験 (ウサギ)
┗PP水は、「無刺激物」の範疇にあるものと評価された。
急性経口毒性試験 (雌ラット)
┗20ml/kgの投与で異常・死亡例はなく、LD50は20ml/kg以上と評価された。
皮膚一次刺激試験(ウサギ)
┗PP水は「無刺激性」の範疇に入るものと評価された。

保存性

遮光容器で密閉して保存する場合、室温で約1ヶ月は十分な殺菌力(80%)をキープした状態にあります。

パーフェクトペリオは、強い殺菌力を有しながら、安全性の高い製品
パーフェクトペリオは、強い殺菌力を有しながら、安全性の高い製品
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高純度活性化HClOのpHとHClO濃度

殺菌力の強い、HCIOを高い濃度に保つには、酸性側が有利

一方、酸性に偏ると、機器の腐食、塩素の発生などの危険が高まる。

パーフェクトペリオ(pH6.0)は、十分なHCIO濃度(=強力な殺菌力)を維持できる

微酸性電解水、弱酸性電解水と呼称される。

殺菌機構

電解性機能水の殺菌作用の主要因は、次亜塩素酸である。その殺菌は、細菌の表面に露出しているアミノ酸基(NH2)にアタックして菌体表面に露出しているタンパク質部分を変形させ、表面を破裂させ、瞬時に死滅させる。また細菌表面のタンパク質と結合することにより、細菌の代謝を変化させ、さらに細菌の細胞膜を透過して、細菌体内に含まれているたんぱく質なども標的とし、これらの物質を変性させ、瞬時に死滅させると考えられている。

残留塩素の存在比率

歯周病原菌に対する殺菌水濃度と殺菌レベル

歯周ポケットの殺菌についての至適濃度の研究

【試験方法】
・前処置: 歯周ポケットへのアプローチを困難とする歯石が付着している場合、あらかじめ除去しておく
・超音波スケーラーにイリゲーションチップを装着し、バイオフィルムを破壊しながら、高濃度次亜塩素酸水を注入…濃度が200ppm 〜 500ppm (いずれもpH 6.0) で試験
・ プラーク・血液を採取し、3600倍の高解像度位相差顕微鏡で観察。(ペリオセーバー)

ポケット内が「殺菌レベル(鏡険で菌が消失した状態)」になるまでの時間

400〜600ppm では10秒・7mlの注水で殺菌が可能
※ パーフェクトペリオ生成装置 pH6.0 600〜700ppm HClO 設定



歯周病の症例紹介

症例(1)28歳男性

1)PMTC前
2)スケーリング後
3)レーザー治療後
4)高純度活性化HClO(10秒)
●スケーリングやレーザー治療では、20ppmの低濃度次亜塩素酸水を併用しても歯周病菌は死滅していない
●高純度活性化HCIOによる治療で、歯周病菌は視認されなくなっている
<超音波スケーラーにイリゲーションチップを装着して注水>
高解像度位相差顕微鏡(3600倍)による画像です。

症例(2)重度歯周病患者

免疫療法後

●数年に亘り、再発を繰り返す。
●2回目の再発時、抗生剤投与にても、除菌が得られず
●投与後1週間目に来院。 治療前映像でスピロヘータが確認される。
治療前、らせん菌であるスピロヘータが、活発に動き回っている。

高純度活性化HCIOによって処理を行った場合、歯周病菌をはじめ、ほとんどの細菌が消滅していることがわかる。

※高解像度位相差顕微鏡(3600倍)による映像です。


症例(3)抗生剤不適応症例

●2種類の抗生物質を連続投与(初診時から2週間後)
●治療前映像にて、スピロヘータが活発に動き回っている様子を確認
●高純度活性化HCIOによる治療で、ほとんどの細菌が消滅
化学療法→免疫療法

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