2018.04.28

歯科衛生士の勉強会がありました

中垣歯科医院は木、日、祝日は休診日ですが、4月19日(木)の休診日は歯科衛生士の技術向上の為、講師を招いて研修と相互実習を行いました。

以前のブログで書きましたが、中垣歯科では、予防や定期的なお手入れにはとても力を入れていることもあり、その中で歯科衛生士の役割はとても大きいものです。熱心なスタッフに感謝です。

歯のことで普段気になっていることや疑問などお気軽にご質問ください。

 

実習

 

 

2018.04.19

藤井佳朗先生 

今日は、新神戸歯科の院長、藤井佳朗先生が、中垣歯科医院に来られました。

藤井先生は、私が「歯と全身」「噛み合わせ」「オーリングテスト」を教えていただいた師匠です。20年以上お世話になっている先生で、現在では海外からも基調講演を依頼されるほど、この分野では有名な先生です。

少し難しい話になりますが、最近の藤井先生は、12対ある脳神経のうち、口腔周囲を支配している三叉神経が脳神経中で、圧倒的に太いことに注目し、口腔からの信号が他の領域に比べ圧倒的に多くの信号を脳に送っているのではないか。だとすると、 口腔からの刺激は、他の領域に比べ圧倒的に脳を刺激するはずので、口腔周囲から脳に向かう有害な刺激を除去することは、体を健康にし、脳機能も改善するのではないかということを、脳外科医の先生とも協力して研究されています。

まだまだ、研究途中ですが私もこの考えには深く共感できますし、実際 口腔環境の改善は体の自然治癒力の向上にも大きく影響することは明らかなので、あらゆる病気に対して有効な治療法になるのではと思います

脳

実は、副院長の内藤先生との出会いにも藤井先生が大きくかかわっているのです。

内藤先生は、新潟出身で元々は臨床検査技師として働いていましたが、書店で藤井先生の本を見て、歯と全身や噛み合わせの調整から全身の不調を治療する藤井先生に興味を持ったことをきっかけに、歯科医になりました。その後、内藤先生が、神戸の藤井先生の診療所に見学に来て、藤井先生の紹介もあり、藤井先生の弟子としては一番古株だった当院で勤めてもらうこととなったのです。

以前、「OMSBに込めた思い」という題でブログにも書きましたが、医科と歯科、東洋医学と西洋医学の融合を進めていくには、藤井先生や白石先生、内藤先生との出会いはどれがかけても叶わなかったかもしれません。そう思うと人との出会いは本当に貴重で、一期一会の考えを大切にしないといけませんね。藤井先生1

左から 白石先生・藤井先生・私・みきこクリニック院長

藤井先生2

久しぶりの内藤先生・藤井先生との3ショット写真でした

2018.04.19

白石先生が来られました

今日は鍼灸師、白石先生の中垣歯科医院での診療日です。診療室には二階にあるヒーリングルームを使ってもらっています。

白石先生は、一般の方はもちろん、前回のリオオリンピックでも陸上の山縣選手に帯同されるなど、トップアスリートからも頼られる先生ですが、お話ししているとどこかホッとして癒される感じがします。厳しい競争のあるアスリートであればあるほど、心の状態が体に繊細に影響するでしょうし、慕われる理由は確かな治療技術に加え、こういう所にもあるのだろうと思います。

毎月、大阪で治療の時は私の自宅で夕食を共にし、情報交換をしています。鍼灸の白石先生からは筋肉や骨、筋膜や骨膜…体の複雑な関連性など色々興味深いお話が聞けます。

私と白石先生は、何年仕事をしていても今が完璧ということはなく、もっと良い治療法はないかと常に追い求めている所が似ていて、お話しすればするほど気づきや発見があります。熱中して話が尽きず、あっという間に時間が経つので、毎月会ってお話しするのを楽しみにしています。

 FotoJet 

2018.04.16

国際歯周内科学研究会に参加しました

4月14日・15日は福岡で開催された国際歯周内科学研究会に参加してきました。

この研究会は歯周病治療において、従来からある外科的な手法だけでなく、薬を効果的に内服するなど内科的なアプローチを取り入れることで、患者さんに、より痛みなどの負担なく治療を受けてもらえて、高い確率で歯周病の改善させることを目指す研究会です。

今回の学会の中で、歯科治療は厚生労働省の指針からも従来の「キュアー(cure=治す)型医療」から「ケアー(care=保護する)型医療」に変わっていくという話がありました。従来は虫歯が出来て、痛くなってからそれを治しに歯医者に行って、削って詰めてもらって治すということが主でしたが、これからは歯のお手入れ(ケアー)や年齢を重ねても、摂食・嚥下の機能を維持、向上させる医療へ転換していくという意味です。

私は中学校の校医を長年務めていますが、ここ5年くらいは検診時に虫歯が減ってきていることを実感しますし、3歳児検診等も時々行いますが虫歯の子はほとんどいない状態です。

これは、お母さんの歯やお口に対する意識や関心度が高くなったことが大きいと思います。虫歯もお母さんに正しい知識が浸透することでずいぶん減らすことができました。同じように、歯を失うもう一つの大きな原因である歯周病も正しい知識と適切なケアをすることでなくしていけると思います。

中垣歯科医院でも予防や定期的なお手入れにはとても力を入れていますし、オゾン療法をはじめ患者さんに合わせた様々な最新治療も取り入れています。一番最近ではTメソッドというメンテナンスコースもはじまりました。自分のお口の状態を把握し、適切なケアをして人生100年と言われる今、いつまでも自分の口からおいしく食事をしたいですね。

私も食べることが大好きで、今回は福岡でおいしい活イカをいただき、初めて屋台にも行き、帰りの福岡空港では副院長の内藤先生ともつ鍋を食べたり、楽しいひと時でした。

福岡2 福岡1

2018.04.09

ロゴが決まりました ~OMSBに込めた思い~

中垣歯科医院は、昨年の9月に医療法人化しました。

法人名は「医療法人OMSB(オーエムエスビー)」です。

医療法人というと、○○会というような名前が多いのですが、OMSBと名付けたのは開業当初から私の思いが詰まっています。

私は、学生時代に手術を勧められるほどの腰痛と、ひどい頭痛に悩んでいましたが、それが外科的な手術ではなく、噛み合わせ治療と、歯科金属の除去により劇的に改善した経験があります。

そのことをきっかけに、歯と全身は深く繋がっているという考えを大切にして、これまで治療を行なってきました。

本では医科と歯科が別々に教育されることもあり、医師も歯のことを、歯科医も体のことを、もちろん学んではいるのですが、歯や口腔内の状態が全身に与える影響については、まだまだ知られていないことが多いと感じています。

中垣歯科医院では、世界的なスポーツトレーナーの鍼灸師:白石宏 先生や、併設の内科(漢方内科・心療内科)の みきこクリニックとも連携して、東洋医学や心のケアについても大切に考えています。

(白石先生は月に2-3日、当院での診療日がありますのでご興味のある方はお問合せ下さい)

そのようなことから、

ここ大阪の地で、常に歯と全身の関係を意識し、医科と歯科、東洋医学と西洋医学を垣根をこえて結び(むすび)最良の医療を提供したい

という思いを込めて名付けました。

 

O…OSAKA(大阪)

M…Mind(心)

S…Spirit(精神)

B…Body(身体)

ロゴ

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