2019.11.16

歯茎が黒ずんでいる前歯の治療実例

今日は治療実例をご紹介します。

この患者さんは
左上側切歯(前から2番目の歯)
の歯肉に近い所が黒い状態なことを
気にされておりご相談を受けました。

前回も掲載しましたが、
次のような状態。

まずかぶせ物をはずし、
仮歯におきかえました。
歯根の色が濃かったので
その色をできるだけ取るために
ブリーチング(脱色)を行い、
次の来院時に歯肉に
レーザーを当てました。
それが次のような状態。


少し歯肉に傷がついています。
正直、ブリーチングで
あまり歯根の色に変化を
認めませんでした。
(すみませんm(_ _)m)

それから次の来院時(約2週間後)
は次のような状態。


歯肉の傷は治ってきています。
仮歯をとって、土台を立て、
形を整えて型取りをしました。

土台をたてて
型取りをしたときには
次のような状態。

型取りして約2週間後、
最終的なかぶせ物を
つくっていれたのが
次のような状態。


完璧ではありませんが、
歯肉の状態は
以前より改善されています。

今回の処置内容としては以下になります。

通院回数5回

①かぶせ物、土台の除去、仮歯作成
②ブリーチング
③レーザー照射
④土台づくり、型取り
⑤新しいかぶせ物セット

費用(当時)
16万5千円(+税)

治療に伴うリスクとしては、
かぶせものや土台を除去したり、
色が変色している部位を除去する際に
歯根が割れてしまうことや、
残存歯質が少なくなり、
治療後も歯根が割れやすくなる
可能性が考えられます。

また、通常は、
事前に再根管治療を
行うことも多いですが、
この方の場合には、
良好な状態だと判断し、
再根管治療は行いませんでした。

根管治療を繰り返すほど、
歯根が割れる可能性が
高くなりますので、
そのデメリットの方が高いと
判断したからです。

ただもし今後
歯根への細菌感染が拡がり、
問題が生じた場合には、
再度かぶせ物や土台を除去し
再根管治療を行わなければ
なりません。

また歯根の変色がありますので、
歯肉退縮(歯肉がやせること)
により歯根が露出すると
色が見えてきてしまいますので
それが黒っぽく見えてくることもあります。

できるだけ良い状態が
続くように、定期メインテナンスを
しながら経過を追っていきます。

治療につきまして、
ご質問やご指摘などが
ございましたら、
以下にご案内している
話せる歯科医サイトの
問い合わせからご連絡ください。

このページのトップへ

中垣歯科医院モバイルサイト